【0320】 豊田章男の新年演説日语发音成长之路

【0320】 豊田章男の新年演説

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皆さん、あけましておめでとうございます。

本年もまた健やかに、新し年を迎えられたことを、皆さんと共に、喜びたいと思います。

毎年、申し上げていることですが、これも全て、仕入先、販売店、あらゆる取引先の皆様、地域社会や行政、全ての関係者の皆様、そして何より私たちの製品をご愛用をいただいている、世界中のお客様のお陰だと思います。

さて、本年は、人事制度の改革を行い、新たな体制でのスタートです。

本日は、私の思いを、直接、皆様にお伝えしたいと思います。

今回の人事制度の狙いについて、私なりに申し上げますと『皆んなプロになろうよ』ということだと思います。

私が考えるプロとは、一芸(いちげい)に秀でた(ひいでる)、専門性を持つ人です。

さらには、謙虚に(けんきょ)、素直に、自らの一芸と向き合い、努力を続ける。

そんな姿を背中で見せて、周りに影響を与えられる、人間力を持った人だと思います。

100年に一度の大変革期(だいへんかくき)において、私たちの強みは、リアルの世界を持っていることです。

コンセプトカーを一台作るのではなく、百万台規模で量産し、オーナーが変わっても、10年20年と安心安全に乗っていただける車を、作り続けてきました。

そして、このリアルを支え出来たこそ、TPSと原価低減(げんかていげん)だと思います。

ベターベターで、昨日よりも少しでも良いものを作る、プラスされる手間やコストは、仕事のやり方を変えることで、なんとか自分達の中でやりくりする。

この繰り返しで、会社も人も成長して参りました。

これからは、CASEという技術革新を現実に落とし込む力が求められてくると思います。

何にも急に新しいことを始めるのではありません、私たちの原点であり、TPSと原価低減の思想に立ち戻り、リアルの世界でベターベターでやり続ける、イミテーションからスタートし、インプルーブメント重ねることにより、イノベーションが生まれると私は考えております。

トヨタの中では、現場というと、工場や、技能系の方を意味することが多いと思います、私は不思議に感じていました。どこの部署に置いても、どんな仕事をしていても、トヨタで働く皆さんの最大のミッションはもっといい車を作ることです。

もっといい車を作りたいと本気で思い、プロになりたいと切磋琢磨し(せっさたくま)、血が通っている職場(しょくば)があるとすれば、そこはオフィスであっても、まさにそれは現場なのだと思います。

そんな現場が、少しずつ、トヨタの中にも広がっていけば、実現できないことはないと、信じています。

言葉でお伝えするよりも、私の身近に(みじかに)実際のプロの方々がいらっしゃいますので、こちらの映像をご覧ください。

『今こそToyotaグループのオヤジどもがトヨタのリアルの世界を、世界に示す時だと思います。

オヤジの魂、それはやはり、情があり、厳しく、人を育てるということだと思います、

そして人を育て、育った人が新しい未来を作ると言うことです。

全てはオヤジにかかっています。グジュグジュグジュ飲んでいる暇はありません、今日はしっかりとオヤジの魂作り(たましい)お願いします。』

やっぱりたんな宴会ですよね。この映像はグループの技能系トップ、つまり、現場のオヤジの中にオヤジたちが河合さんの呼びかけで、集まっと時の模様です。

皆さんどう感じました?

ただの飲み会だと思った方もいると思います、確かに飲み会です、それでも、経営を預かるトップとして、『こんなにありがたいことはない』と感じました。

100年一度の大変革期、これまで以上に、グループの連携が必要です、そんな中、オヤジたちが会社を越えて、お互いの血と血を通わせてくれてるのです。

懇親会が始まる前、河合さんが事務局にこう言われたそうです、初めて会う人も多い、でもよく見ていてくれ、同じ匂いがあるから、5分で仲良くなるぞ。

そして明日からは電話一本で助け合える関係だ。

ここにいるオヤジたち言えば、現場動く。

実際には5分もかかりません、ほとんど、3秒の世界だと思います。

体制や組織を越えて、困った時には助け合う、俺たちに任せると言い合える。

トヨタという会社が全体がこんな雰囲気だったらいいなと、正直思いました。

なぜオヤジの皆さんはすぐに、心一つになれるのでしょうか?

私は『技能』という共通言語を持った正真正銘(しょうしんしょうめい)プロ同士、だからだったと思います。

技能は誰に対しても平等です、新人の頃から、先輩の技能に憧れ、少しでも近付きたい

「ちかづき」と努力を重ねた分だけ、自分の血となり、肉となっていく、技能の前では、誰もが謙虚になれます。

もっと上手くなりたいと、幾つになっても、自らの技(わざ)の向上に励むと思います。(はげむ)

会社が肩書き(かたがき)も関係ありません、自分に技能がある人は相手が技能身につけるのに、どれだけ苦労したかも理解できるです。

だから初対面であっても、自然とリスペクトする関係になれるのだと思います。

そしてオヤジの皆さんは、高技能者である前に、一人の人間です。

部下や後輩に日々厳しく、愛情持って指導する。

誰もできない時には、自ら手を動かして、やってみせる、皆んなでもっといい車を作ろうというオヤジを矜持(きょうじ)を職場全体に気づかせていく。

これこそ人間力であり、『オヤジが動けば現場が動く』と言われる所以(ゆえん)なのだと思います。

いい顔してますよね。河合さんが言われてることは、私が大切にしたい人材育成の極意(ごくい)だと思います。

自ら行動する人よりも管理する人、

一芸に秀でる人よりも欠点の少ない人、

スキルよりも、年次(ねんじ)、

こうした、いつの間にか、トヨタに根付いて(ねずい)、しまった価値観ではなく、皆んなが白い帽子を目指して、努力していく、会社に変えていきたいと思っています。

本日河合さんから辞令(じれい)をいただいた皆さんは、白い帽子を手渡されたのだと思います。

その帽子は重いか?河合さんは新しい帽子をもらった後輩に、こうして、声をかけて回るそうです。

これからは人事制度上も、ポストはゴールではなくなりました、限界は他人ではなくて自分で決めるものです。

幾つになっても、皆さん自身が終わらせない限り、ずっと続くプロの道が待っています。

お天道様は、その道を歯を食いしばって、歩いている人を必ず見ているはずです。

皆さん、白い帽子が似合うプロを目指してください。

最後に、前日、イチローさんとお話した時のやりとりを、ご覧ください。

その話を聞いて、私は正直スッキリしました。

皆さんは自分のために、自分を磨き続けてください。「みがきつづけて」

トヨタの看板がなくても、外で勝負『しょうぶ』できるプロ目指してください。

私たちマネージメントは、プロになり、どこでも戦える実力を付けた皆さんが、

それでもToyotaで働きたい、心から思っていただける環境を、作り上げていくために、努力して参ります。

他人と過去は変えられませんが、自分と未来は変えられます。

皆さん、一緒に、トヨタの未来を作っていきましょう!

頑張りましょう!