初声日语朗读会|《ひとりの時間が僕を救う》26 本は友達

初声日语朗读会|《ひとりの時間が僕を救う》26 本は友達

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朗读:魔王@初声日语教学部

《ひとりの時間が僕を救う》(一个人的时光拯救着我)

作者是一名当时还在读大学的油管up主:パーカー。YouTube(パーカー / 大学生の日常)

日语文本:

26 本は友達

ゼロ

自分の人生に最も影響を与えたものは何か?と聞かれれば、僕は本と答えるだろう。

大学に入る前までは、あまり本を読んだことがなかった。今まで、僕の暇な時間はテレビやゲームに費やされ、本を読むという発想がそもそもなかった。学校には朝読書の時間があったが、そのときも英単語帳を読むくらいで、本には興味がなかった。

そんな僕だが、大学生になってから、初めて本を読むようになった。別に大したきっかけではない。

大学には授業と授業の間に、休み時間がある。ほとんどの大学の休み時間は10分なのだが、うちの大学はなぜか休み時間が20分もある。一説によると、キャンパスが広くて教室の移動に時間がかかることが理由らしい。しかし、僕の通うキャンパスに限って言えば、実はそんなに広くはない。はっきり言って3分もあれば移動できてしまう。

こういうとき、普通は周りの友達と喋って時間を潰す。しかし、僕の場合それができない。話し相手がいないからだ。そういう隙間時間を埋めようと、たまたま本を読んでみたのだ。

今までにもいろんな人に、「本を読め」と言われてきた。しかし、このとき初めて僕は自発的に本を読んだのだ。最初に読んだのは、ホリエモンこと堀江貴文の『ゼロ』という本だった。そのときは、ホリエモンが誰なのかも知らなかったが、大学生におすすめの本としてネット記事で紹介されていたので興味を持った。

この本を読んで、「本って面白いんだな」と思うようになった。

今でも僕は、誰かの人生が描かれているノンフィクションが好きだ。まるで、他人の人生を経験したかのような、新鮮な気持ちになる。

面白い本を読むと、つい没頭してしまう。授業中にこっそり読んでしまうことだって少なくない。後悔すると分かっていてもテスト前に読んでしまうくらい、本には僕を惹きつける魅力がある。

ある日も、僕は授業中に本を読んでいた。そして、あっという間に90分の授業が終わり、全く何もしていなかったことに気づく。授業内容を聞く友達もいないので、「ああ、またやっちゃった」と思いながらも、大して反省はしていない。そしてそのまま昼休みへと向かう。

昼休みはほとんど図書館で過ごす。

大学には図書館があるのだが、それは小中学校のものとは全く異なり、どちらかというと市民図書館のような雰囲気だ。しかも学術書に限らず、本屋さんで売られている人気の本はたいてい揃っている。また、「この本を置いてほしい」と申請することだってできるのだ。

しかし、僕は基本的に電子書籍で読むので、あまりこの恩恵を受けることはない。図書館で電子書籍を読むという、動物園で野生のハトを見るような状況に「なんか変だな」と思いつつも、電子書籍を読む。

スマホでいつでも好きなときに読めるので、圧倒的に便利なのだ。たまに電子書籍化されていない本もあるので、それだけが厄介だ。僕の好きな林修の本なんかは、なぜかほとんど紙の本しか出ていない。

また、図書館の良さはそれだけではない。一人ひとり仕切られた、半個室のようなスペースがあり、Wi-Fiも完備されているので、そこで本をダウンロードしてゆっくり読むことができる。コンセントも備えつけられているから、充電の減りが早いぼっちにとって、図書館はまさに聖地エルサレムである。

そんな読書ライフを送り、ようやく家に帰ってくる。家のポストを見ると、いつも宅配ピザのチラシが入っている。幸か不幸か、僕の家は4軒のピザ屋の配達区域がちょうど重なる奇跡的な場所に位置していている。そのため、毎日入れ替わりでいろんなピザのチラシを見ることになってしまうのだ。美味しそうな宅配ピザを眺めながら、値段を見ると2500円という強気な価格設定で、「不親切だ」と憤りながら、チラシをゴミ箱へ捨てる。

そして、心を落ち着かせるために、再びゆっくりと林修の本を読むのであった。

野生のハト宅配ピザ