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朗读:魔王@初声日语教学部
《ひとりの時間が僕を救う》(一个人的时光拯救着我)
作者是一名当时还在读大学的油管up主:パーカー。YouTube(パーカー / 大学生の日常)
日语文本:
27 大学編入試験
ぐるぐる巻き
大学に入ったとき、将来の夢なんてなかった。いい会社に就職して、安定した生活ができればいいと思っていた。そのためには、大学でいい成績を取らなければならない。その点、遊ぶ友達が少ないのは僕にとって好都合だ。とにかく、4年間コツコツと勉強すれば将来に繫がると思っていた。
しかし、大学の授業というのは面白くない。高校のときは、大学受験という明確な目標があったので勉強は苦じゃなかったが、大学の勉強は違った。
内容が抽象的で、何のために勉強しているのか分からないのだ。
高校の頃、「サイン、コサインなんて何の役に立つのか」と思った人も多いだろう。その強化版が大学の授業だ。ただ、テストに通るためだけに教科書を暗記して、1カ月後にはすっかり忘れている。そんな無駄なサイクルに嫌気がさしていた。一応出席はするが、教室の隅でひたすら読書をしていた。授業に⽐べれば、本を読むのはとても楽しかった。
そして、いつものように本を読んでいたある日、僕はとある研究者の本に出会った。落合陽一という人物だ。この人は、コンピュータを使ってAIやVRなど、最新の技術を研究している。
研究したことが、実際の社会に反映されているのがとても魅力的だった。僕は今している勉強が何の役に立つのか分からなかったから、この人のところで社会に役立つ研究をしたいと思った。
僕は今の大学を辞めて、その研究者のもとに行くと決めた。筑波大学というところに編入すれば、自分もその研究ができる。
だから、今の大学の授業を完全に捨てて、編入試験の勉強に専念することにした。しかしとてもリスクのある挑戦だ。
編入試験の勉強をするため、授業に出席しにくくなる。
合格できれば問題はないが、万が一落ちた場合、留年してしまうのだ。そうなれば普通に就職することも難しくなる。
でも、僕はその可能性に賭けたかった。
何の刺激もない大学生活から抜け出したかったのかもしれない。それに合格する自信もあった。
それから試験に向けて相当な準備をした。今までやったことのないプログラミングや、英語試験のTOEICなども勉強した。独学で勉強することには慣れていたので、特に困ることもなかった。
試験まで残り半年ほど、決して早いスタートではないが、あらゆる無駄なものを遮断して、孤独に勉強していた。1日10時間以上机に向かう日もあった。集中できないときもあったが、机から離れることなく、スマホを空き⽸にいれて、ガムテープでぐるぐる巻きに封印した。
常に不安がつきまとった。
もし落ちてしまったらどうなるのだろうか。普通というレールから外れてしまったら?決していい精神状態ではなかったが、不安は日記に書くことで幾分和らいだ。どんなにしんどくても、希望の光がある限り、頑張れる。
そして、いよいよ試験の日を迎えた。
会場は茨城県だったので、前日に到着し近くのホテルに泊まった。なぜかツインの部屋に通され、ベッドが2つもあって落ち着かなかった。試験を明日に控えても今まで相当勉強してきたので、直前にやることはなかった。
そして試験が始まった。一問一問、確実に解いていく。
「これは何度もやったパターンだ」とか、「これは難しいから解けなくても問題ないな」と冷静に解き進めた。かなり手応えがあったから、実力を出せたはずだ。
帰り道にはほぼ合格を確信して、晴れやかな気持ちになった。今までの不安は何だったのか?と急に⾺⿅らしくなった。
2週間後、いよいよ合格発表のときが来た。合格した受験番号のみがネットで発表される仕組みだ。番号があれば合格、なければ不合格である。お昼の12時に発表される。
自信はあったので、一刻も早く発表されることで落ち着きを手に入れたかった。
時計の針がピタリと12時を指し、合格発表のページに入った。
ひとつひとつ番号を確認していく。若い番号から順に合格した番号が並べられている。一段一段確認していき、自分の番号があれば合格だ。
次第に近づいていく。もう自分の番号が出る頃だ。
しかし、僕の番号はなかった。僕は落ちてしまったのだ。
この瞬間、僕の人生設計は大きく狂ってしまった。
人生設計
