第193回 瀋陽の外を夢見る青年たちは不思議な物語を歩む『ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林』鄭執著文学ラジオ空飛び猫たち

第193回 瀋陽の外を夢見る青年たちは不思議な物語を歩む『ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林』鄭執著

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文学ラジオ第193回の紹介本

『ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林』

鄭執著、関根謙訳、アストラハウス

astrahouse.co.jpハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林/

 

パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!


【今回の内容】

第十一回日本翻訳大賞受賞作品/アストラハウスの本は意外にも初紹介/小説としてのおもしろさと重厚感/主人公の青年たちに感情移入、瀋陽を見てみたい/著者&作品紹介/瀋陽について/3つの中編が収録/時代に取り残された主人公の青年や伯父たち/密度の高い文章で濃い物語が描かれる/少しだけマジック・リアリズム/ネタバレなしでストーリー紹介/「ハリネズミ」でハリネズミを食べてしまう変な叔父さんの思い出/「モンテカルロ食人記」の彼女に騙された主人公のダメ男感とステーキを食べる描写の違和感/「森の中の林」の複数視点で語られる親子三世代の物語と突然の名古屋/次回予告

 

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版元サイトより

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北京へ、ニースへ、降りしきる雪の中へ、そして日本の桜の下へ。

シャーマニズムの香り濃い故郷瀋陽の街から、青年は逃奔するーー

 

鄭執は作家・脚本家・映像作家として活躍する中国の若きクリエイター。80後(バーリンホウ)世代※の旗手。

初邦訳となる本書には、中国東北部の中核都市である故郷・瀋陽の街から、あるいは鬱々と・あるいは劇的に・あるいは飄々と逃奔する青年を主人公とする、三つの物語を収録。

(※80後世代:80年代後半生まれ。中国の一人っ子政策の申し子で、他の世代より恵まれた経済環境に育ち、国際的な視野も経験も十分とされる)

 

【参加者募集中!】

6月19日(木)開催『エジプト人シヌヘ』課題本読書会の参加者を募集しています。ゲストとして翻訳者のセルボ貴子さんとみずいろブックスの岡村茉利奈さんにご参加いただきます。『エジプト人シヌヘ』は読むと誰かと語りたくなる小説ですので、ご興味ありましたらぜひこの機会にご参加ください。詳細・申込はpeatixイベントページより↓

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